2004年08月30日
かわいい子には
26日から27日まで1泊2日で息子が幼稚園のお泊まり会に参加していました。
前日までは、荷物の準備と体調管理でやや緊張の日々。たった2日なのに「もし汚したら」「トイレ失敗したら」「乗り物酔いで吐いたら」なんて用意していたら量が増えちゃって…。結局最低限の倍の数のセット(シャツ+ズボン+下着+靴下+タオルのセット)を入れたので大人用リュックがぱんぱんに(苦笑)。それらにひとつひとつ名前をつけるのがまた手間でした。それと23日頃から涼しくて息子が鼻声になってて、せっかく楽しみにしてるのに当日風邪で行けなくなったりしたら大変とそっちも気がかりでした。
そうして迎えた当日、集合にも無事間に合って元気に出かけていったのを見たら気が抜けてしまい、昼過ぎまで娘とぼーっと過ごしてしまいました。やっぱり緊張していたのかもね。14時頃にやっと息子がいない間にやろうと思っていた障子貼りを開始。邪魔する子供がひとりとふたりとじゃ大違い、あまりいらいらせずに作業を終わらせることが出来ました。
元々娘は歳のせいもあってか息子より動きも声もたてる音も静かなんだけど、ひとりだとけんかにならないのでうるさくなりようがなかったみたい。ふたりだと楽しい時もけんかの時もやたらうるさいので、私も声を張り上げて注意してしまい余計うるさくなってしまうのです。
ちょっと面白かったのが、娘がときどき思い出したように「お兄ちゃんはどこ行ったの?」と言ったこと。自分で聞いておいてすぐ「あ、分かったスーパー行ってるんじゃない?」とか「歯磨いてるんじゃない?」とか言ってるのがおかしかった。いなくてもさほど気にしてない様子だったのに、翌日の昼に夫が帰ってきたときのカギを開ける音を聞いて、「お兄ちゃんだ!」と玄関へかけて行ったのでひそかに気にしていたのかも。
翌27日の15時頃迎えに行くと、息子はバスから降りてすぐやってきていろいろ話してくれ、とても楽しかった様子。また行きたいと何度も言っていました。3年前娘を出産したとき以来の親なし泊まり体験だったんだけど、拍子抜けするほどあっさりこなしてくれたなぁ。大きくなったということなのか。
「かわいい子には旅をさせよ」という言葉を今まで「それが子供のためになるから」という意味でとらえていたんだけど、それはつきはなすほうの親のためでもあるんじゃないか?と今回なんとなく思いました。子供はいつかは離れていくものだから、親は子供が一人立ち出来るように世話を焼き過ぎる自分をだんだん抑えていかなくちゃならないんじゃないかなと、なんとなく。世話を焼くことより、一歩ひいて見守ることのほうが断然難しいんだから。
一度お会いした娘さん。あの頃は泣くことと笑うことしかできなかったのに大きくなられたんでしょうね。
もう娘さんのお顔は忘れちゃいましたがなんとなく娘さんの行動がアニメのワンシーンのように想像できました。
和ませていただきました。
>たっちさま
そうですねー、あのときは困っちゃいました(^_^;。
今は息子顔負けのしゃべりっぷりで、やることもいちいち面白いんですよ。しかも最近はちっとも言うことを聞かなくなってきて、毎日振り回されております…。