2004年03月05日

コレクションが文化財になるかも?

朝日新聞の朝刊にちょっと面白い記事を発見。

ちゃぶ台・洗濯板・白黒TV みんな「文化財」候補
急速に姿を消しつつある近代の施設や生活の道具などを後世に伝えたいと、登録文化財の対象を拡大する文化財保護法の改正案を政府がまとめた。 ----------中略---------- 散逸のおそれのある近代美術のコレクションや歴史資料などのほか、廃止された鉱山跡、初期の列車などが候補として考えられている。

消滅のおそれのあるバナナラベルとかボトルキャップとか王冠とかガムの包み紙とかのコレクションは対象にならないかなぁ(笑)。

文化庁は「体系的な歴史資料として価値があるもの」としてまとまったコレクションを想定しており、「わが家の古いラジオ」といった単品での登録は難しいようだ。

なるほど。メーカーが保管している古い家電(実際しているかは知らないけど)とか、そういうものが対象になるのかな。北原照久氏のおもちゃコレクションみたいなものとかね。ラベルやキャップはともかく、マッチ(燐寸)の図案のコレクションは充分対象になり得ると思うんですが。ああいうものは「近代美術」には入らないのかな。

50年くらい経って食玩が廃れた頃、チョコエッグコレクションとか北原コレクション(食玩のね)が登録されたりして。さすがにそれはないか。

関連リンク:
工芸品も登録有形文化財に 文化財保護法の改正案骨子
↑ちょっと古いですが。
棚田、里山も文化財に=「民俗技術」も保護、法改正へ−政府

TOYS CLUB Official Site
北原氏のコレクションが見られます。
Shigekiのコレクションズルーム
マッチ(燐寸)の図案を集めてらっしゃるShigekiさんのサイトです。キャップ収集のお仲間でもあります。

投稿者 Ikuko : 13:07 | トラックバック (0)
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