BECK 19巻
今回は18巻で死んでしまったエディ・リーの追悼だとかでTシャツ付きの特装版が出てるんだけど、2625円(税込)…。通常版でいいと夫も言うので本体505円のいつものを買ってきました。本屋には3個くらい積んであったな。買うんなら黒がいいと思ったけど。
で、ちょっと感想。
エディが死んでしまい、グレイトフル・サウンドへの出場が消え、またもトンネルには入り込んでしまったかのようなBECK。18巻ではそれでも次のシングルに期待をかけるような終わり方だったんだけど、今回はもう本当に終わりかもという悲愴感が漂ってます。真帆も英国へ行ってしまうしな。でもちょっとだけ、そこここに希望が持てるような部分をさりげなく出しておくあたり、まだ大丈夫と思わせてくれてニクイです。それとBECKの周りには優しい大人が多いなー。読んでいて救われます。
ラストのコユキが見た夢は奇跡が起こることを予感させて、ワクワクさせてくれる。また次巻が楽しみです。
でもしばらく連載休んでいたようなので、次の単行本が出るまでけっこうかかりそう。ただでさえ月刊連載でなかなか単行本が出なくて待ち遠しいのに。
ところで以前のCDつき特装版といい今回のTシャツつき特装版といい、BECKが盛り上がるのはうれしいんだけど、間違ってもアニメ化はされないようにと願わずにはいられない。なったらなったで別物と考えればいいのかもしれないけど、音をつけられたらどうなるかを考えると複雑なのです。漫画を読んでいても音が聞こえてくるということはないけど…。