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第1回アジアバナナラベル会議

9月4日土曜日、文京シビックホール第2会議室にて「第1回アジアバナナラベル会議」が催され、参加してきました。
Asia Banana Label Conference 2004/September 4th, Tokyo JAPAN
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(レジュメの表紙より)

17時半の開場時間を少し過ぎて到着、おそるおそる会議室に入ると会場設営の最中で他にも何人か参加者と思われる方々がいらしていました。が、私は全ての方と初対面なので、とりあえず主催者のokabesさんとラベル交換をさせていただいたことのあるKATOさんとご挨拶したあとは、言われるままに出席者名簿に記入しレジュメを受け取り、名札をつけて端っこの席でおとなしく開始を待ちました。

18時過ぎに会が始まるとまずは自己紹介。参加者はバナナラベルコレクターばかりかと思いきや、お父様が船乗りでバナナボートに乗っていらしたという方や、バナナ業界とその周辺の方々、バナナラベルにとどまらずいろいろな収集活動をされている方など、さまざまな方々がいらっしゃいました。バナナが好きでフィリピンまで行ってこられた方も…。また同じバナナラベルコレクターといっても収集の動機や保管方法、収集についての考え方もさまざまで、参考になるお話が聴けて興味深かったです。自分自身はというと、緊張してろくに話せませんでしたが。

ちょっと緊張気味にシーンとした中で自己紹介が終わり、次はどうしましょうかという状態になったので、ちょっと勇気を出して「皆さんラベルはお持ちではないんですか?」と聞いてみました。私としては「ワイワイとみんなのラベルが見てみたい!ラベルの話を聴きたい!」という気持ちだったので、皆さんが待ってましたとばかり(私にはそう見えました)ご自分のファイルを机の上に出されたときにはうれしくなりました。
そのときKATOさんがラベルの入った袋を取り出し、「昨年亡くなられたアメリカのラベルコレクター、トニー・レイ氏の娘さんから譲られた彼のコレクションの中から皆さんにもどうぞ」とおっしゃって、その時点で席を立つ人が出て(私もそのひとり)会場の雰囲気が一気にほぐれました。とてもきれいに保管されていたラベル達の中から、私も2枚ほど分けていただきました。
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その後はしばらくそこここでラベル談義が始まって、私も混ぜてもらいましたが皆さんのラベルも話も高度でついていくのが大変でした。そのうち名刺交換会のようになり、名刺のない私は皆さんの名刺をいただいて回りました。キャップオフ会のときにも思ったけど、こういうときは名刺があったほうがいいですね。お仕事のでもいいけれど、やっぱり趣味専用のリラックスしたものがあるとそれだけで話のネタになります。どっちにしろ私は無職で名刺ないし、今度はちゃんと作っておきたいと思いました。
そのあと参加者全員で記念撮影をしました。

最後にもう一度席に着いて、レジュメにそって会議が行われました。

・アジアバナナラベル愛好家連盟の創設(提案)
・バナナラベル愛好家コード
・新しいラベルの認定基準策定プロジェクト発表
・ラベルの分類コード体系策定プロジェクト発表
・日本ラベルカタログ・プロジェクト発表

バナナラベルのようなものの収集は、お気楽に始まっても突き詰めていくと分類上の矛盾点や類似・相違の見極め方、新種認定の基準はどうするかなど悩ましい問題がどうしても出てきます。本物が1種類しかないとか、食玩等のように何種類と始めから総数が決まっているとかならもっと分かりやすいのでしょうが…。それをどうするか考えていこうということなんですが、私個人としては「おおまかなガイドラインはあってもいいかもしれないが基本的にそれぞれが判断する」でいいのではないかと考えています。
ラベルカタログも出来たらいいなぁと夢のように気楽に考えていましたが、真剣に作ることを考えたらすごく大変そうですね…。私にはラベル画像の提供くらいしか出来そうにないですが、所持数が少ないのでそれすら出来ないかもしれません。

会議が終わったところで閉会の挨拶となり、私は子供を実家に預けていたこともあって皆さんより早めに失礼させていただきました。何人かの方はその後二次会へ行かれたようです。おいしいものを食べながらのラベル談義は会議とはまた違った雰囲気で話がはずんだのではないでしょうか。
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(会場で配られた缶バッヂ 2個ずつ6個もいただいてしまいました)

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